中国語文法・コアコース — よくある文法の誤り

Pletec LLC Editorial Team ·

日本語話者は動詞を文末へ送る感覚をいったん止め、時間・場所・アスペクト・補語を中国語の位置に保つことが鍵です。

文型を読み、訳を隠して意味から文を組み直します。細かな例外とニュアンスは各詳細記事に戻って確認します。

使い分けの要点
我书看。
Wǒ shū kàn.
我看书。
Wǒ kàn shū.
文の骨組み:主語+時間+場所+動詞+目的語
中国語は動詞を早めに置き、時間は動詞の前に置くのが基本です。まず主語・動詞・目的語だけで文を作り、時間と場所を足します。
我是很忙。
Wǒ shì hěn máng.
我很忙。
Wǒ hěn máng.
述語文:名詞・形容詞・動詞
名詞を述語にするときは通常「是」を使い、形容詞はそのまま述語になります。「很」は単に強調ではなく、自然に説明をつなぐ役目もあります。
我昨天不去了北京。
Wǒ zuó tiān bù qù le běi jīng.
我昨天没去北京。
Wǒ zuó tiān méi qù běi jīng.
否定:不・没(有)・
習慣・意思・未来は「不」、起きなかった出来事は「没(有)」が基準です。「」は相手へ「〜しないで」と頼むときに使います。
你什么喝?
Nǐ shén me hē?
你喝什么?
Nǐ hē shén me?
語順を変えない疑問文
疑問詞は答えが入る位置にそのまま置きます。はい・いいえを聞くときは「」、A不A、疑問詞を使い、倒置はしません。
二书本
Èr shū běn
两本书。
Liǎng běn shū.
数詞と量詞
数詞の後には原則として量詞を置きます。「」は量詞の前でよく使われます。名詞だけでなく「量詞+名詞」をひとかたまりで覚えましょう。
他比我很高。
Tā bǐ wǒ hěn gāo.
他比我高。
Tā bǐ wǒ gāo.
比較と程度
「比」の文では形容詞の前に「很」を置きません。「没有」で劣る比較を作り、「一点儿」「更」で程度を調整します。
我会是老师。
Wǒ huì shì lǎo shī.
我想当老师。
Wǒ xiǎng dāng lǎo shī.
助動詞と意思:会・能・可以・想・要
「会」は習得した能力や予測、「能」は条件上の可能、「可以」は許可、「想/要」は希望や予定です。日本語の「できる」だけでまとめないことが大切です。
我学习中文在家。
Wǒ xué xí zhōng wén zài jiā.
我在家学习中文。
Wǒ zài jiā xué xí zhōng wén.
時間・場所・移動の語順
いつ行うかは動詞の前、どこで行うかも多くは動詞の前です。日本語の助詞を一語ずつ置き換えるのでなく、中国語の動作の場面として並べます。
  1. 文の骨組み:主語+時間+場所+動詞+目的語

    中国語は動詞を早めに置き、時間は動詞の前に置くのが基本です。まず主語・動詞・目的語だけで文を作り、時間と場所を足します。

  2. 述語文:名詞・形容詞・動詞

    名詞を述語にするときは通常「是」を使い、形容詞はそのまま述語になります。「很」は単に強調ではなく、自然に説明をつなぐ役目もあります。

  3. 時間・場所・移動の語順

    いつ行うかは動詞の前、どこで行うかも多くは動詞の前です。日本語の助詞を一語ずつ置き換えるのでなく、中国語の動作の場面として並べます。

  4. 否定:不・没(有)・

    習慣・意思・未来は「不」、起きなかった出来事は「没(有)」が基準です。「」は相手へ「〜しないで」と頼むときに使います。

  5. 語順を変えない疑問文

    疑問詞は答えが入る位置にそのまま置きます。はい・いいえを聞くときは「」、A不A、疑問詞を使い、倒置はしません。

  6. 修飾:的・地・得

    「的」は名詞を修飾し、「地」は動詞の前の様子を示し、「得」は動詞の後で程度や結果を説明します。何を説明しているかを先に見極めます。

  7. 数詞と量詞

    数詞の後には原則として量詞を置きます。「」は量詞の前でよく使われます。名詞だけでなく「量詞+名詞」をひとかたまりで覚えましょう。

  8. 存在・場所・同定:有・在・是

    「有」は何かがあることを導入し、「在」は既知の物の場所を言い、「是」は同定・分類をします。どの情報を新しく伝えるかで選びます。

  9. 完了と変化の了

    「了」は単純な過去形ではなく、区切りのついた出来事や新しい状態を示します。今との関係や、動作が完結したかを見て判断します。

  10. 進行・持続・経験:在・着・

    「在/正在」は進行中、「着」は続いている状態、「」は経験を表します。まずどの場面を切り取るかを決めてから標識を選びます。

  11. 助動詞と意思:会・能・可以・想・要

    「会」は習得した能力や予測、「能」は条件上の可能、「可以」は許可、「想/要」は希望や予定です。日本語の「できる」だけでまとめないことが大切です。

  12. 比較と程度

    「比」の文では形容詞の前に「很」を置きません。「没有」で劣る比較を作り、「一点儿」「更」で程度を調整します。

  13. 結果補語・方向補語

    補語は、見て分かった、書き終えた、見つけ出したなど動作の結末を動詞の直後で示します。動詞と離さず一つの述語として読みます。

  14. 期間・頻度・回数

    期間はどれくらい続いたか、頻度はどのくらいの間隔か、回数は何回かを言います。目的語が特定かどうかで語順も確認します。

  15. 把構文:対象をどう処理したか

    「把」は話し手と聞き手に分かる対象を動詞の前へ出し、その対象に起きた結果・場所・数量を続けます。通常語順の飾りではありません。

  16. 被構文:影響を受けたものを主題にする

    「被」は影響を受けた人・物を前に出し、結果が重要なときによく使います。行為者を言わない文も自然です。

  17. 介詞的な語:在・・到・・跟・

    これらは動作の場所、出発点、到着点、相手、同行者、視点を主動詞の前で示します。一語の訳より、関係として読み取ります。

  18. 連動文と目的

    同じ主語の動作は「〜して、〜する」のように動詞を連ねられます。余分な「to」や接続詞を入れず、現実の行動順に並べます。

  19. 接続表現と論理

    因果・逆接・条件を、因为…所以…、虽然…但是…、如果…就…で見える形にします。文脈で明らかな半分まで毎回重ねる必要はありません。

  20. 文末助詞と重ね型

    ・文末の了は、質問、共有済みの話題、やわらげ、変化を調整します。重ね型は短く試す動作や柔らかな依頼に向きます。

  21. 文法のかたまりで読む

    訳し始める前に主述語を探します。時間・場所・介詞句・修飾・補語を囲めば、長い文も読みやすいかたまりになります。

  22. 型から書く短い段落

    話題、時間・場所、行動、結果、理由の順に骨組みを作ります。難しい単語を足す前に、量詞・否定・アスペクトを確認します。

  23. 対比で見直す

    推敲では「不か没か」「的か得か」「比か没有か」を一点ずつ問います。最後に音読して、情報の並びが自然かを確かめます。

  24. 総復習と到達度診断

    診断は点数だけでなく次の復習を決める道具です。意味から答えを組み直し、弱い型に印を付けて翌日に一単元へ戻ります。

各文型で、自分の時間・場所・目的語を使った新しい文を言うか書いてください。